釜石学生体験記
学生がインターンシップなどをとおして感じた”カマイシ” ~Open Field College~
サポートは以下のルールに従います:
- 最大 100 件の提案をサポートできます。
- 最大 100 件の提案を作成できます。
海と希望の学園夏遠足に参加して
実習5日目に釜石市の街を歩けたことが大変勉強になりました。津波によって孤立した市役所の前で当時の様子を聞き、貴重な体験をすることができました。津波がここまで上がってきたこと、目の前で慣れ親しんだ街が破壊されていく話を聞き、私も恐怖から口が乾いたような感覚になりました。津波で運ばれた瓦礫によってその場から動けなくなり、物資を外から調達できないときに備えて、きちんと対策しなくてはいけないことがわかりました。特に流すことができずにどんどん排泄物が溜まっていってしまったお手洗いの話が印象に残っています。私も釜石市から帰ってきた次の週に非常用のトイレセットを購入しました。
市役所の後に行ったグリーンベルトはハード対策の1つかもしれませんが、歩いてみると緑が多く、広々した空が広がっていて大変心地良かったです。道の途中に令和5年から始まった「かまいし健康チャレンジポイント」の案内もあり、歩けば釜石市を守る防災設備を知るだけでなく、健康にも繋げられると思いました。この街歩きを通して、災害に対する危機感を高めるとともに、安心安全のために前を向く街の力強さも感じることができました。
体験してみたかったことは釜石市立東中学校と鵜住居小学校の児童生徒が通った避難経路を実際に歩くことです。在籍していた児童全員の命を助けられたわけではないという背景などを踏まえ、「釜石の奇跡」から日頃の訓練の成果がでたという「釜石の出来事」に呼び名が変わりました。遺族の思いを考えると奇跡だとはやしたてることは間違っていると思いますが、実際にその道を歩くことで、想定に囚われずに状況から判断していくとはどのようなことなのかがわかる気がします。
市役所の後に行ったグリーンベルトはハード対策の1つかもしれませんが、歩いてみると緑が多く、広々した空が広がっていて大変心地良かったです。道の途中に令和5年から始まった「かまいし健康チャレンジポイント」の案内もあり、歩けば釜石市を守る防災設備を知るだけでなく、健康にも繋げられると思いました。この街歩きを通して、災害に対する危機感を高めるとともに、安心安全のために前を向く街の力強さも感じることができました。
体験してみたかったことは釜石市立東中学校と鵜住居小学校の児童生徒が通った避難経路を実際に歩くことです。在籍していた児童全員の命を助けられたわけではないという背景などを踏まえ、「釜石の奇跡」から日頃の訓練の成果がでたという「釜石の出来事」に呼び名が変わりました。遺族の思いを考えると奇跡だとはやしたてることは間違っていると思いますが、実際にその道を歩くことで、想定に囚われずに状況から判断していくとはどのようなことなのかがわかる気がします。
関連するミーティング:
青山学院大学コミュニティ人間科学部「地域実習」
23 8月 2023
09:00 - 17:00
令和5年8月23日~27日に、青山学院大学コミュニティ人間科学部の学生8名が釜石市を訪れ、地域実習を行いました。
<主な実習内容>
・第9回かまいし未来づくりプロジェクト
・釜石・大槌地域産業育成センター「企業見学会in釜石」
・かまいしDMC「海と希望の学園夏遠足」
<私の一枚>
不適切な内容を報告する
このコンテンツは不適切ですか?
1 件のコメント
コメントを読み込んでいます...
コメントを追加
ログイン または 新規登録 することでコメントできます。
コメントを読み込んでいます...