釜石学生体験記
学生がインターンシップなどをとおして感じた”カマイシ” ~Open Field College~
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実習での経験を通して感じた釜石の魅力と新たな提案
①第9回かまいし未来づくりプロジェクトに参加して
かまいし未来づくりプロジェクトについて、参加前は会議の雰囲気が分からなかったため、参加の敷居が高いように感じ、「はっきりとした意見を言わなければいけない」と思い込んでいた。しかし、実際に参加してみると堅苦しい雰囲気はなく、「意見を言う」と言うよりも「思ったこと、感じたことを共有する」といった、会議ではなく「共有の場」と言う表現の方が適していると思える話しやすい雰囲気であった。そして印象に残ったことが、健康についての話し合いをしていた時に参加していた市民の方が「うちの子供は…」と話し始めたことである。この言葉から、これこそ市民の生の声であると感じた。
このプロジェクトで良い点と感じた点は、最初に市民の意識調査の結果や市の事業の進捗状況の報告の時間、またそれらの資料があることだ。進捗状況の報告があることでこの未来づくりプロジェクトが形式上のものだけではないことが伝わるし、意識調査の結果はこれをもとにこれから話すテーマのアイディアのためになる可能性もある。そして話し合い時にアイディアを付箋に書いて貼り出し、それをグループ分けするKJ法を用いていることも良い点だと感じた。付箋に書けば、後で市役所の方が見返すことも容易であるし、書いている本人も自分の意見を短くまとめて書き出しているため、発表するときの台本にもなり、要点を伝えやすくなる。
だが、参加している市民よりも市役所の職員の方が多いように感じた。また「学生ならではの考えが聞きたい」と言われたこともあった。そこで、参加者の偏りをなくすためには高校生の参加を促してみることに力を入れ、未来づくりプロジェクトの開催場所を釜石高校にすれば、参加してもらいやすいのではないかと考えた。
実際に参加してみて、高校生でも参加できると感じた。しかし、市役所の職員の方以外に若い人がいないことが現状。多様な意見を集めたい、学生ならではの視点が欲しいのであれば、高校生の参加を促してみることが一番有効だと考え、参加してもらうためには開催場所を高校にし、放課後や部活動が終わる時間かつ仕事をしている市民の方も参加出来る時間に開催時間を設定すれば、交通手段が少ない高校生にとって移動の必要がなく、参加のハードルが下がるのではないかと考えた。高校生にとって、慣れ親しんでいる場所の方が意見を出しやすいというメリットも考えられるためこの案を提案する。
②企業見学会について
企業見学で体験したかったこととしてあげるならば、浜千鳥での実際にお酒を作っているところを見るということだ。夏が酒造りのシーズンではないため、動画で酒造りの様子を観させてもらい、動画でも様子は伝わったが、せっかく酒蔵に来ているなら実際にどのように機械が動いているのか、またどのように従業員の方々が働いているのか、どんな匂い、音がするのかなどを直接見たり、五感を使って感じてみたかった。
③海と希望の学園夏遠足について
トークイベント「夏と、希望と、釜石と」は誰でも参加できるのに、イオンタウンにチラシが貼られていなく、あまり宣伝してないことが課題だと感じた。予約が必要なく、だれでも参加できるならば、イオン内にある掲示板のような所にチラシを貼る取り組みがあってもいいのではないかと思った。イオンタウンは食品だけでなく、衣類や雑貨、本屋、ゲームセンターなど多くの店があるため、幅広い年代の人々が集う場所だろう。そのような場所を有効活用して宣伝をすべきであると感じた。
④釜石市の印象
釜石市で印象に残ったことは、地域おこし協力隊として釜石市に来てからそのまま移住した人などIターンで釜石に住み始めた人が多いこと、そして関係人口が多いことだ。釜石市は新幹線を利用しても東京から5時間弱かかり、市内も車でないと移動は不便だ。都心やその近郊の方が生活するには便利であるし不自由も少ない。しかし、それでも釜石に移住するということ、釜石に定期的に訪れる人が多いことはこれらの不便も超える釜石の良さ、魅力があるということだろう。私が感じた釜石の魅力は、外から来た人でもあまり疎外感を感じさせない「人の良さ」ということだ。地方は「コミュニティが強い」「外からの人は受け入れてもらえない」というイメージがある。しかし、初日にホテルのロビーで「どこから来たの?」と話しかけてくれた方、かまいし未来づくりプロジェクトで始まる前に話しかけてくれた方、話し合い中に私たち大学生の話も頷きながら聞いてくれていた方がいて、初めて来たことによる不安や緊張が少しほぐれるような、「自分もこのコミュニティに中に入っていけるのではないか」と感じる場面があった。このような釜石の人の寛容さがIターンや関係人口が多い理由であり、さらに広がっていくのではないかと感じた。
かまいし未来づくりプロジェクトについて、参加前は会議の雰囲気が分からなかったため、参加の敷居が高いように感じ、「はっきりとした意見を言わなければいけない」と思い込んでいた。しかし、実際に参加してみると堅苦しい雰囲気はなく、「意見を言う」と言うよりも「思ったこと、感じたことを共有する」といった、会議ではなく「共有の場」と言う表現の方が適していると思える話しやすい雰囲気であった。そして印象に残ったことが、健康についての話し合いをしていた時に参加していた市民の方が「うちの子供は…」と話し始めたことである。この言葉から、これこそ市民の生の声であると感じた。
このプロジェクトで良い点と感じた点は、最初に市民の意識調査の結果や市の事業の進捗状況の報告の時間、またそれらの資料があることだ。進捗状況の報告があることでこの未来づくりプロジェクトが形式上のものだけではないことが伝わるし、意識調査の結果はこれをもとにこれから話すテーマのアイディアのためになる可能性もある。そして話し合い時にアイディアを付箋に書いて貼り出し、それをグループ分けするKJ法を用いていることも良い点だと感じた。付箋に書けば、後で市役所の方が見返すことも容易であるし、書いている本人も自分の意見を短くまとめて書き出しているため、発表するときの台本にもなり、要点を伝えやすくなる。
だが、参加している市民よりも市役所の職員の方が多いように感じた。また「学生ならではの考えが聞きたい」と言われたこともあった。そこで、参加者の偏りをなくすためには高校生の参加を促してみることに力を入れ、未来づくりプロジェクトの開催場所を釜石高校にすれば、参加してもらいやすいのではないかと考えた。
実際に参加してみて、高校生でも参加できると感じた。しかし、市役所の職員の方以外に若い人がいないことが現状。多様な意見を集めたい、学生ならではの視点が欲しいのであれば、高校生の参加を促してみることが一番有効だと考え、参加してもらうためには開催場所を高校にし、放課後や部活動が終わる時間かつ仕事をしている市民の方も参加出来る時間に開催時間を設定すれば、交通手段が少ない高校生にとって移動の必要がなく、参加のハードルが下がるのではないかと考えた。高校生にとって、慣れ親しんでいる場所の方が意見を出しやすいというメリットも考えられるためこの案を提案する。
②企業見学会について
企業見学で体験したかったこととしてあげるならば、浜千鳥での実際にお酒を作っているところを見るということだ。夏が酒造りのシーズンではないため、動画で酒造りの様子を観させてもらい、動画でも様子は伝わったが、せっかく酒蔵に来ているなら実際にどのように機械が動いているのか、またどのように従業員の方々が働いているのか、どんな匂い、音がするのかなどを直接見たり、五感を使って感じてみたかった。
③海と希望の学園夏遠足について
トークイベント「夏と、希望と、釜石と」は誰でも参加できるのに、イオンタウンにチラシが貼られていなく、あまり宣伝してないことが課題だと感じた。予約が必要なく、だれでも参加できるならば、イオン内にある掲示板のような所にチラシを貼る取り組みがあってもいいのではないかと思った。イオンタウンは食品だけでなく、衣類や雑貨、本屋、ゲームセンターなど多くの店があるため、幅広い年代の人々が集う場所だろう。そのような場所を有効活用して宣伝をすべきであると感じた。
④釜石市の印象
釜石市で印象に残ったことは、地域おこし協力隊として釜石市に来てからそのまま移住した人などIターンで釜石に住み始めた人が多いこと、そして関係人口が多いことだ。釜石市は新幹線を利用しても東京から5時間弱かかり、市内も車でないと移動は不便だ。都心やその近郊の方が生活するには便利であるし不自由も少ない。しかし、それでも釜石に移住するということ、釜石に定期的に訪れる人が多いことはこれらの不便も超える釜石の良さ、魅力があるということだろう。私が感じた釜石の魅力は、外から来た人でもあまり疎外感を感じさせない「人の良さ」ということだ。地方は「コミュニティが強い」「外からの人は受け入れてもらえない」というイメージがある。しかし、初日にホテルのロビーで「どこから来たの?」と話しかけてくれた方、かまいし未来づくりプロジェクトで始まる前に話しかけてくれた方、話し合い中に私たち大学生の話も頷きながら聞いてくれていた方がいて、初めて来たことによる不安や緊張が少しほぐれるような、「自分もこのコミュニティに中に入っていけるのではないか」と感じる場面があった。このような釜石の人の寛容さがIターンや関係人口が多い理由であり、さらに広がっていくのではないかと感じた。
関連するミーティング:
青山学院大学コミュニティ人間科学部「地域実習」
23 8月 2023
09:00 - 17:00
令和5年8月23日~27日に、青山学院大学コミュニティ人間科学部の学生8名が釜石市を訪れ、地域実習を行いました。
<主な実習内容>
・第9回かまいし未来づくりプロジェクト
・釜石・大槌地域産業育成センター「企業見学会in釜石」
・かまいしDMC「海と希望の学園夏遠足」
<私の一枚>
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